テニス選手が競技生活を通して獲得したライフスキルについて

研究代表者:野沢絵梨

競技選手がそのスポーツ活動を通して身につけるライフスキルについて、大学体育会レベルのテニス選手を対象に様々な角度から明らかにする研究。

潜在クラス分析を用いた選手の分類や、大学時代トップレベルだった選手9名に対するインタビューデータからの質的分析によって、技術、体力以外の要因が選手のパフォーマンスや人間的成長にどう結びつくかを明らかにすることを目的としている。

研究内容は以下の3つの論文にまとめられている。

1) 野沢絵梨, 大谷俊郎. 集団凝集性とライフスキルから見る大学テニス部員の類型化―潜在クラス分析によるアプローチ. コーチング学研究. 2019; 32(2): 159-169.

2) 野沢絵梨, 大谷俊郎. 大学トップクラスのテニス選手がチームでの活動を通じて獲得 したライフスキル―対人スキルに着目して. スポーツ産業学研究. 2019; 29(4): 253-268.(2019 年度日本スポーツ産業学会奨励賞 受賞)

3) 野沢絵梨, 大谷俊郎. 大学トップクラスのテニス選手が獲得したライフスキル―個人的スキルに着目して. スポーツパフォーマンス研究. 2020; 12: 32-45.

研究代表者:野沢絵梨(健康マネジメント研究科博士課程) 
連絡先:eri.nozawa@gmail.com