教 育Education

我々の目指す、真のスポーツ医学教育

慶應義塾大学医学部スポーツ医学総合センターはアスリートや運動愛好家にとって最適な予防法や治療、リハビリテーションを提供しています。また本邦でも珍しい専門科別ではない学術的なスポーツ医学教育を実践しております。

整形外科・内科・小児科・婦人科・精神科などの専門科別ではなく、総合的なスポーツ医学を設立時から今まで実践してきました。これまでの経験を元に、専門科別の教育ではなく、スポーツ医学に関して横断的に学ぶことができる、真のスポーツ医学教育を行っております。

近年の取り組み

国際的な視野を身に着ける異文化交流

当センターでは、毎年の海外の医学生の留学受け入れを積極的に行なっています。慶應大学医学部との交流を始め、異なる文化や宗教、医療制度の中での実習を経験し、国際的な視野を身に着け、世界を舞台に活躍できる学生を育てます。

2019年度

9/13-11/15

中国人留学生

11/19-12/13

ブラジル人留学生

3/23-4/3

ドイツ人留学生

自主学習

慶應義塾大学医学部では、医学部生が自ら積極的かつ能動的に研究に取り組むカリキュラムとして「自主学習」を行っています。スポーツ医学総合センターでは、与えられた研究ではなく自分たちの興味があるスポーツ医学をテーマに取り組んでいます。

研究成果として学内の発表だけでなく、国内学会や国際学会での発表、学術論文への投稿など積極的に行っています。

これまでの研究テーマ (一例)

スポーツパフォーマンスと心肺持久力の関連の検討(同学年の表彰演題)
ハンドボールの7mスローにおける筋電図解析
ロードバイクのクランク長の変化に対する身体の反応の検討
スポーツパフォーマンスの解析

発表論文

Fumoto, Masato et al. “Body Motion and Rowing Performance: Association between Hip Angle and Rowing Performance: A Pilot Study.” The Keio journal of medicine (2020)

研究会での活動

慶應スポーツ医・科学研究会

慶應スポーツ医・科学研究会は「慶應スポーツ医学懇話会」として、希望者参加型で最新の知見・話題を提供しています。

1987年7月4日に第1回の会が開催され、2018年には50回を迎えました。